薬師如来像
やくしにょらいぞう
名詞
標準
文例 · 用例
金堂安置の薬師如来像のような聖徳太子御在世中の造像にかかるものや、同金銅|釈迦三尊像や、所謂|百済観音像や、夢殿の救世観世音菩薩像、中宮寺の如意輪観音と称する半跏像の如き一聯の神品は、悉く皆日本美の淵源としての性質を備えている。
— 高村光太郎 『美の日本的源泉』 青空文庫
「ありましたか、旦那」「あったよ平次、――しかも三つだ」「ヘエ――」「一つは、遠州浜松で――」「そんなのは要りません、江戸の近在のだけで沢山で」「板橋の東景庵の薬師如来像が盗まれた。
— 謎の鍵穴 『銭形平次捕物控』 青空文庫
何故なら、この大仏は、いままで述べ来った薬師如来像を遥かに大きく継いだものと推察されているからである。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
すでに法隆寺の飛鳥の薬師如来像、また薬師寺の白鳳の薬師如来像について述べたが、上古より盛んなこの信仰の本質について考えてみたい。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
この傾向のものに法輪寺の薬師如来像や虚空蔵菩薩像その他小金銅仏などが見られる。
— 野間清六 『百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒』 青空文庫