香辛
こうしん
名詞
標準
文例 · 用例
蔬菜の浅黄いろを眼に染ませるように香辛入りの酢が匂う。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
心の底に押籠められながら焦々した怒ろしい想いはこの豊潤な肉体に対し、いよいよその豊潤を刺激して引立てる内部からの香辛料になったような気がする。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
香辛料の好きな花田は、そういう種類の草木が在るところをよく知っています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
素晴らしい黄色はターメリック(ウコンの地下茎から得られる香辛料)から辛子に与えられたものであるとしばしば言われている。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
しばしば種々の香辛料で味付けをしたブドウ酒はギリシアおよびローマの発酵飲料であった。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫
妻は不満の程度を探ろうと、夫がカイエンヌ香辛料を回してくれと言ったついでに、聞いてみたが、失敗だった。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
香辛料としてはデーツ・シロップとハチミツが使われた。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫