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寰宇

かんう
名詞
1
標準
文例 · 用例
同じ『後漢書』東夷列伝に、辰韓は秦人(支那人)が馬韓より地を割き受けて立てた国で、〈牛馬に乗駕す〉と特書せるを見ると、当時韓地にも牛馬を用いぬ所があったので、千年ほど前出来た『寰宇記』に、琉球に羊と驢と馬なく、〈騎乗を知らず〉といえるもその頃そうであったのだ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
此等の原住種族は、早く支那人間に、山魅又は野人などと稱せられ、人肉を食すと傳へられて居る(『太平寰宇記』卷一百、福州の條參看)。
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 青空文庫
假令ば宇宙の如き此寰宇と唱ふる丈は如何にも有れ、限極有る可らずとは心に推して知る所なれども、其如何なるに至りては毫も知るなきが如し。
西周 尚白箚記 青空文庫
漢皇剣をひっさげて寰宇を清め一たび強秦を定む四百|載桓霊いまだ久しからず火徳|衰う乱臣賊子|鼎※を調え群盗四方にあつまる蟻の如し万里の奸雄みな鷹揚吾ら大嘯、空しく手を拍つのみ悶え来って村店に村酒を飲む…… 歌い終ると、「あははは」「わははは」 梁の塵も落すような笑い声である。
孔明の巻 三国志 青空文庫