揚心流
ようしんりゅう
名詞
標準
Yoshin-ryu (school of martial arts)
文例 · 用例
「ほほう、あの若衆髷、揚心流の小太刀を嗜んでいると見えるな。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
「馬、馬鹿者ッ、何を致すかッ」 身には揚心流小太刀の奥義があっても、何しろ対手の武器は飛び道具でしたから、叫びつつも京弥がたじろいでいるとき、再びぱッときな臭い煙硝の匂いが散るや一緒で、第二発目が轟然とまた駕籠中目ざしながら放たれました。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
千年鍛錬の大和ながらなる武道の技の冴えは、遂に俄か渡来の俄か武器に勝って、危うく弾が京弥の耳脇をうしろにそれていった途端、揚心流奥義の生んだ手裏剣が狙い過たずブッツリと怪しい非人の太股につきささりましたので、何条いたたまるべき!
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
六日前から、そうあるべき事を待ちあぐんでいた矢先でしたから、ひらひらと緋色の裾端を空に散らすと、ぱたり、ぱたりと得意の揚心流当て身で、先ずその両三名をのけぞらしました。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
「手間どってはあとが面倒にござりますゆえ、ちょっと眠らしてつかわしましょうか」「そうのう、では、揚心流小出しにせい」「はッ。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
では、手前も久方ぶりに揚心流を存分用いて見とうござりますゆえ、お助勢お許し下されませ」「ならぬ」「なぜでござります」「退屈男の名前が廃るわ。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
刄襖林の間をかいくぐりながら、脱兎のごとくに走りつけると、「天誅うけいッ」 声もろともにダッと左右へ、槍先擬していた二人の小者を揚心流息の根止めの拳当てで素早くのけぞらしておきながら、騒然と色めき立った周囲の黒い影をはったと睨めつけて、痛烈に言い叫びました。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
並んでいっぷくせい」 右へ二人、左へ三人、行く手を塞いだ四五人に、あっさり揚心流当て身の拳あてて片づけながら道を開いておくと、「女つづけッ」 にったり打ち笑みながら、さッと駈け出しました。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
作例 · 標準
揚心流は、柔術の流派の一つとして知られている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は揚心流の奥義を極めるために、日々稽古に励んでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
揚心流の技は、実戦において非常に有効だとされている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避
揚心流(ようしんりゅう)とは日本の武術の一派。 揚心古流のこと。正式には揚心流だが、下の楊心流と区別するためにこう呼ぶ。戸塚派揚心流とも呼ばれた。 楊心流のこと。楊の字の代わりに揚の使う場合も多い。 楊心流薙刀術のこと。元々は上の楊心流の一部で、同様に揚心流と表記されることがある。
出典: 揚心流 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0