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紅の袴

くれないのはかま
名詞
1
標準
red hakama (worn by miko or noblewomen at court)
文例 · 用例
三十三枚の櫛、唐の鏡、五尺のかつら、紅の袴、重の衣も納めつと聞く。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
あと圧えに舌長姥、古びて黄ばめる練衣、褪せたる紅の袴にて従い来る。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
紅の袴にて膝行り出で、桶を皺手にひしと圧え、白髪を、ざっと捌き、染めたる歯を角に開け、三尺ばかりの長き舌にて生首の顔の血をなめる)汚穢や、(ぺろぺろ)汚穢やの。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
天守の千畳敷へ打込んだ、関東勢の大砲が炎を吐いて転がる中に、淀君をはじめ、夥多の美人の、練衣、紅の袴が寸断々々に、城と一所に滅ぶる景色が、目に見える。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
…… 練衣小袿の紅の袴、とばかりでは言足らぬ。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
二十五 屏風を隔てて、この紅の袴した媒人は、花やかに笑ったのである。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
が、十一の姫ばかりは、さすが各目に名を恥じて、落ちたる市女笠、折れたる台傘、飛々に、背を潜め、顔を蔽い、膝を折敷きなどしながらも、嵐のごとく、中の島|籠めた群集が叫喚の凄じき中に、紅の袴一人々々、点々として皆|留まった。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
それでも遊びにほうけていると、清らかな、上品な、お神巫かと思う、色の白い、紅の袴のお嬢さんが、祭の露店に売っている……山葡萄の、黒いほどな紫の実を下すって――お帰んなさい、水で冷すのですよ。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
作例 · 標準
神社の巫女さんが、清楚な白衣に紅の袴を身につけていた。
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平安時代の絵巻物には、高貴な女性が紅の袴を履いている姿が描かれている。
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卒業式では、鮮やかな紅の袴を選んで、記念撮影をした。
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