留め立て
とめだて
名詞
標準
文例 · 用例
別にあの人に留め立てする権利はございません。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
それを止めだてするというのがいいかどうか、いいとしてもそれが実行可能かどうか、それは、なかなか容易ならぬむつかしい問題である。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
新聞記者となる法11・23(夕) むかしベンヂヤミン・フランクリンが新聞事業を起さうとした時、それを聞いた友達は達て止めだてをした。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
止めだて一切無用じゃ」と、忠直卿は凜然といい放った。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
これでも止めだて致す気か?
— 国枝史郎 『紅白縮緬組』 青空文庫
しつこくまたもや現われて、止めだてするとは無礼の痴人!
— 国枝史郎 『紅白縮緬組』 青空文庫
無断退去は不都合とは申せ、それにも仔細のござること、しかし細々申さずともそこは賢明の地丸殿のこと、ご推量くださるでござりましょう」 すると地丸は大口開け面白そうに哄笑したが、「これはよくぞ申された、仔細あってのご退去とあれば止めだて致すはかえって失礼、ご随意にお退去りください。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
そなたが盗むと切り出しても、止めだてするのが本当でござる!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫