幻辞.com

毘陵

毘陵
名詞
1
標準
文例 · 用例
それから毘陵の唐太常凝菴が非常に懇望して、とうとう凝菴の手に入ったが、この凝菴という人は、地位もあり富力もある上に、博雅で、鑒識にも長け、勿論学問もあった人だったから、家には非常に多くの優秀な骨董を有していた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
心慧思霊の非常の英物で、美術骨董にかけては先ず天才的の眼も手も有していた人であったが、或時|金※から舟に乗り、江右に往く、道に毘陵を経て、唐太常に拝謁を請い、そして天下有名の彼の定鼎の一覧を需めた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
しかるに毘陵の趙再思という者が、偶然泰興を過ぎたので、知合であったから季因是の家をおとずれた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
毘陵は即ち唐家のあるところの地で、同じ毘陵の者であるから、趙再思も唐家に遊んだこともあって、彼の大名物の定鼎を見たこともあったのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
その毘陵の人が来たので、季因是は大天狗で、「近ごろ大した物を手に入れましたが、それは乃ち唐氏の旧蔵の名物で、わざとにも御評鑒を得たいと思っておりましたところを、丁度御光来を得ましたのは誠に仕合せで」という談だ。
幸田露伴 骨董 青空文庫
それから毘陵の唐太常凝菴が非常に懇望して、とう/\凝菴の手に入つたが、此の凝菴といふ人は、地位もあり富力もある上に、博雅で、鑒織にも長け、勿論学問も有つた人だつたから、家には非常に多くの優秀な骨董を有して居た。
幸田露伴 骨董 青空文庫
心慧思霊の非常の英物で、美術骨董にかけては先づ天才的の眼も手も有して居た人であつたが、或時|金※から舟に乗り、江右に往く、道に毘陵を経て、唐太常に拝謁を請ひ、そして天下有名の彼の定鼎の一覧を需めた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
然るに毘陵の趙再思といふ者が、偶然泰興を過ぎたので、知合で有つたから季因是の家をおとづれた。
幸田露伴 骨董 青空文庫