賃
ちん
名詞名詞-接尾辞頻度ランク #17551 · 青空 742 例
標準
hire (charge)
文例 · 用例
しかし今晩は、出掛けるために電車賃が一銭もないのであつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
彼はズツと離れた郊外にゐたし、彼の友人や知人はみんな市内やまた他の方面の郊外にゐたので、彼は電車賃がないとなれば、誰かが遊びに来るのを待つてゐて、遊びに来た者から借りるか、それとも本を売るかしなければならないのだつた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
それから往復の電車賃を差引くと、やつと五等の入場料が残るだけで心細かつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
その家のひとつきの家賃は、六円五十銭であった。
— 太宰治 『無趣味』 青空文庫
最後には或る雪の凍つた朝木賃宿の窓の横木に首を縊つた。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
運賃弐円とは馬鹿々々しけれど致し方もなし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
その家のひとつきの家賃は、六圓五十錢であつた。
— 太宰治 『無趣味』 青空文庫
「それぢやあ、家賃の中からさつ引いて払はうぢやないか」 と、壁一重隣同志の相談が纏つて、井戸屋さんがやつて来た。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
作例 · 標準
来月からの給料が、大幅な賃上げになるという噂がある。
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この仕事は、時間給ではなく、成果に応じた賃(ちん)で契約する。
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長引く不況で、賃上げの見通しは立たないままだ。
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