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へぼ

へぼ異読 ヘボ
名詞形容動詞
1
標準
bungler
文例 · 用例
「むすこは巴里の花形画家で、おやじゃ野原のへぼ絵描き……」 こんな鼻唄をうたいながら、お父様はこの頃、何を思ったかおまえの美術学校時代の壊れた絵の具箱を肩に担いでときどき晴れた野原へ写生に出かける。
岡本かの子 巴里のむす子へ 青空文庫
あしたあすこへぼくしるしをつけておくから。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
「むすこは巴里の花形画家で、おやじや野原のへぼ絵描き……」 こんな鼻唄をうたいながら、お父様はこの頃、何を思ったかおまえの美術学校時代の壊れた絵の具箱を肩に担いでときどき晴れた野原へ写生に出かける。
岡本かの子 巴里のむす子へ 青空文庫
彼はカツレツをゆつくり噛み返しつつ、その夕刊へぼんやり眼を轉じた。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
彼はカツレツをゆっくり噛み返しつつ、その夕刊へぼんやり眼を転じた。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
」「時ならぬ時分に、部屋へぼんやりと入って来て、お腹が痛むのかと言うて聞いたでござりますが、雑所先生が小使溜へ行っているように仰有ったとばかりで、悄れ返っておりまする。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
それに透すと、背のあたりへぼんやりと、どこからか霧が迫って来て、身のまわりを包んだので、瘠せたか、肥えたか知らぬけれども、窪んだ目の赤味を帯びたのと、尖って黒い鼻の高いのが認められた。
泉鏡花 海異記 青空文庫
……ここから門のすぐ向うの茄子畠を見ていたら、影法師のような小さなお媼さんが、杖に縋ってどこからか出て来て、畑の真中へぼんやり立って、その杖で、何だか九字でも切るような様子をしたじゃアありませんか。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
作例 · 標準
あいつは口ばかり達者だが、実際の腕前はかなりのへぼだ
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将棋のルールを覚えたての頃は、誰と指しても勝てないへぼだった
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「こんなへぼなミスをするなんて、自分でも情けないよ」と彼は落ち込んでいた。
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2
標準
low quality (of crops, fruits, etc.)
作例 · 標準
今年は天候不順のせいで、畑で採れたトマトはどれもへぼばかりだった。
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買ってきたみかんの箱を開けたら、傷んだり小ぶりだったりするへぼがいくつも混じっていた。
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形の悪いへぼな大根は、細かく刻んでお味噌汁の具にしてしまおう。
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3
標準
wasp larva (esp. of yellowjacket species Vespula flaviceps; used as food)
作例 · 標準
岐阜県の山間部では、秋になるとへぼを甘辛く煮付けた郷土料理が食卓に並ぶ。
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「これが名物のへぼ飯だよ」と出された炊き込みご飯には、蜂の子がたっぷり入っていた。
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地元のお祭りで、珍味として売られていたへぼの甘露煮を初めて買って食べてみた。
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