下木
したき異読 かぼく・したぎ
名詞
標準
understory trees
文例 · 用例
妙なもので、下木戸の日傭取たちも、申合せたように、揃って、踞んで、空を見る目が、皆動く。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
定家卿の『建仁元年後鳥羽院熊野御幸記』に鹿瀬山を過ぎて暫く山中に休息小食す、この所にて上下木枝を伐り、分に随って槌を作り、榊の枝に結い付け、内ノハタノ王子に持参(ツチ分罰童子云々)し各これを結い付く。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
駿介は、伐木用の斧を振つて、先づ、喬木以外の下木を伐り倒して行つた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
下木を拂ふだけに二十日ほどかかつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
そして篠笹や下木の根から掘り起して行つた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
寺の内外に満ちていた人民は騒ぎ立って、檐下木蔭に走り寄ろうとする。
— 森鴎外 『堺事件』 青空文庫
山ならば木を育て、さらに下木、下草を繁茂させるといったようにすることだと考えております。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
燈下木村芥舟の黄梁一夢をよむ。
— 永井荷風 『荷風戰後日歴 第一』 青空文庫
作例 · 標準
森の林床には、背の低い下木が茂っていた。
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太陽光が届きにくい場所では、下木が中心となる。
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下木の種類を観察することで、その森林の健康状態がわかる。
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