覗き穴
のぞきあな
名詞
標準
peephole
文例 · 用例
「ちょっとその孔から、下を覗いて見てくれない」 鉄蓋の上には楕円形の覗き穴が明いていた。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
それから下を覗いてみるがいい」 覗き穴――と聞いて、あたしは頭で、それを急いで探した。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
時間のことは判らないが、不図下の部屋がカタカタする音に気がついて例の覗き穴から見下ろすと、この前に来たように一隊の警官隊が集っていた。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
「もう時間だぞ、出ろよ」と、擔當看守がそこの覗き穴からのぞいて言つて行くからである。
— 島木健作 『盲目』 青空文庫
唯、幌の覗き穴を通して、お玉を乗せた俥の先に動いて行くのと、町の曲り角へでも来た時に前後の車夫が呼びかわす掛声とで、広々としたところへ出て行くことを感じた。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
――押し戻された二人は、争って覗き穴のところから顔をつきだし、まるで獣のように咆えたてた。
— 海野十三 『鍵から抜け出した女』 青空文庫
彼女は、覗き穴へ当てた片眼の前で、余りにも唐突に職人の一人が声を発したので吃驚したのである。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
期待に期待した、最初の覗き穴からの一瞥が彼の予想にそわないものであったため、強者の感じは一層深められたのかも知れない。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
作例 · 標準
ドアの覗き穴から外の様子を確認した。
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その秘密基地には、外部を監視するための覗き穴がいくつかあった。
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彼は壁の覗き穴から、中の様子をじっと観察していた。
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