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ぬるり

ぬるり異読 ヌルリ
副詞副詞-と動詞-サ変
1
標準
slimy
文例 · 用例
浴室へ行けばぬるりと辷るし、暗くて狭くて、天井が低くて、息抜きも無ければ、上り湯もない。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
ともすれば君の油断を見すまして、泥沼の中からぬるりと頭を出す水の精のように、その企図は心の底から現われ出るのだ。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
頭が沈みこむとぬるりと四方からその跡を埋めに流れ寄る泥の動揺は身の毛をよだてた。
有島武郎 クララの出家 青空文庫
一つ目の味はぬるりとしたちょっと奇形児の如なきみのわるいところにある。
岸田劉生 ばけものばなし 青空文庫
さうしてとうとうしまひに、それが、喉仏の下を、無理にすりぬけたと思ふと、今度はいきなり、鰌か何かのやうにぬるりと暗い所をぬけ出して、勢よく外へとんで出た。
芥川龍之介 酒虫 青空文庫
それはぬるりと――そんな気がした――指先に触れた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
その針金の色が、下の部分は一体に、それに触る人々の手あかやあぶらによつて、ぬるりと光つて、黒ずんでゐたのも異色のものだつた。
木村荘八 立見の金網について 青空文庫
春先、フナの乗っ込みとヤマベ釣りに、くさむらの土手を歩きながら釣っていると、ぬるりと滑る。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
作例 · 標準
うなぎを捕まえようとしたが、ぬるりとして手から滑り落ちてしまった。
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暗闇の中でぬるりとしたものに触れ、思わず悲鳴を上げた。
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カエルの肌はぬるりとしていて、子供たちは恐る恐る触っていた。
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ぬるり(ぬるり) — 幻辞.com