発三
はつさん
名詞
標準
文例 · 用例
叔父さんも僕もキッとなってその方を見ると、三人の人影が現われて、その一人が膝を突いて続けさまに二発三発四発と打ち出した。
— 国木田独歩 『鹿狩り』 青空文庫
菊花壇、菊先乱発、二尺玉、三尺玉、大菊花壇、二百発三百発の早打、電光万雷、銀錦変花、菊先錦群蝶、青光残月、等等等。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
一月三日 快晴 温泉出発三・〇〇 夏沢峠五・〇〇 本沢温泉六・〇〇 夏沢峠八・〇〇 硫黄岳九・〇〇 横岳一〇・二〇 赤岳一一・一〇 夏沢峠一・四〇 夏沢温泉三・〇〇 上槻ノ木六・三〇 夜中から星が光っている。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
オスロの総会には、私も出席するはずになっていたが、手続上の問題で、出発三日前に急に取り止めることになった。
— 中谷宇吉郎 『国際雪氷委員会のことなど』 青空文庫
今迄は少しも心付かなかつたが、唯見る、我弦月丸の左舷船尾の方向二三|海里距つた海上に當つて、また一|度微な砲聲の響と共に、タール桶、油樽等を燃燒すにやあらん、※々たる猛火海を照して、同時に星火を發する榴彈二|發三|發空に飛び、つゞいて流星の如き火箭は一|次一|發右方左方に流れた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫