運指
うんし
名詞
標準
fingering
文例 · 用例
わたしは易をみてやってその者の卦が悪く出ると、嘘をつかねば気の毒になって困るので、それが一番この万古不変の哲理の中正を乱していく原因になるのだが、しかし、易道は不幸なものを幸福にするための開運指導の帝王の学だから、不幸なものに不幸を明示して一層不幸に突き落すのは、済世救民の道に反する。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
川辺みさ子の運指法がめちゃめちゃなんだそうだ、そういう話もつたわった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
川辺みさ子が、そういう評価を与えられたとき、そしてその噂がおどろきに人々に顔を見合わさせながら野火のように彼女の周囲の日本人間にひろまって行くのを見たとき、十四歳で音楽修業をしている少女にとってそれは運指法の問題でありえたとしても川辺みさ子にとっては、生涯の暗転の瞬間であった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
音楽において、運指 は、特定の楽器を演奏する時にどの指と手のポジションを使うかの選択である。運指は典型的には曲全体にわたって変化する。曲のためのよい運指の選択とは、手のポジションをあまり頻繁に変えることなく、できる限り手の動きを快適にすることである。運指は作曲者が考えて手稿譜に記載することもあれば、編集者が考えて印刷された楽譜に追加されることもあれば、演奏者が考えて楽譜に自身の運指を記入するまたは単に演奏することもある。
出典: 運指 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0