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蘭領印度

らんりょうインド
名詞
1
標準
Dutch East Indies
文例 · 用例
丁度ボルネオの沿岸を航行していた船の若い店員に手紙と電報で事情の経緯を簡単に述べ、あらためて、私が仲に立つ旨を云い遣ると、店員からは案外喜んだ承諾の返事が来て、但、いま船は暹羅の塩魚を蘭領印度に運ぶために船をチャーターされているから、船も帰せないし、自分も脱けられない。
岡本かの子 河明り 青空文庫
更に南方の日本委任統治の島々から、蘭領印度地方に考へ及すと、語序は全く相違して居る様であるが、単に見た上の考へ方で、根柢の一致は多く求めることが出来るのである。
折口信夫 熟語構成法から観察した語根論の断簡 青空文庫
昨年度の会報をみると、最初は二十九名の留学生を収容してゐたものが、今日では五十名を超え、これを国別にすると、シヤム、アフガニスタン、印度、蘭領印度、コロンビヤ、比律賓、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、これに若干の日系米人及び海外に宣伝する日本人といふことになつてゐる。
岸田國士 三保寮を訪ふ 青空文庫
前から「日蘭協会」というのはあったが、それとは別に、この調査会を作って蘭領印度研究をしようとしたものである。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
オランダから来る者で、少なくも外務省を通じて物を言える連中は嬉しがらなかったが、じかに蘭領印度から来る人はみな私の所を通るものだから、大分政治的になってきた。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
この頃私はよく中野正剛の雑誌『東方時論』に頼まれて、蘭領印度のことを書いていた。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
快男子江川俊治 私と静雄とが珍しく力を合せ苦心した蘭領印度のことに関連して、江川俊治という珍しい人物が、偶然われわれ二人の面前に現われてきた。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
蘭領印度の知人を紹介してやったので、江川はジャヴァへ渡って行った。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
作例 · 標準
祖父の古いアルバムには、戦前、蘭領印度で駐在員として働いていた頃の色褪せた写真が何枚も貼られていた。
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蘭領印度におけるプランテーション農業は、現地の過酷な労働環境の上に成り立っていたという歴史がある。
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太平洋戦争の勃発に伴い、日本軍は資源地帯である蘭領印度の油田施設を確保する作戦を真っ先に実行した。
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