語性
ごせい
名詞
標準
文例 · 用例
これらをひっくるめて物語性の喪失と私はいいたい。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
大人の文学が物語性を失った時、文学家族の一員である児童文学も、見よう見まねで堕落したのである。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
今日の童話を読んで見るとその物語性の殆んど存していないことに人は気付くだろう。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
そこで今日の童話は、物語性を取り戻す事に努力を払わねばならない。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
大人の文学が物語性を持たないからとて、どうしてそれを真似る必要があろう。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
そして、はじめに述べたジャアナリズムの悪い習慣にもかかわらず、童話は本来の物語性を取り戻しうると私は信じる。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
しかし、今日、童話が物語性を再び身につけるには、少しでも話の内容なり文章なりが退屈になればすぐ聴手がごそごそしはじめるので全然作家のひとりよがりを許さない。
— 新美南吉 『童話における物語性の喪失』 青空文庫
元来ジャーナリズムは常に話題(Topik)に上り得るものとして言語性を欠くことが出来ない。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫