作興
さっこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
promoting
文例 · 用例
そして伝教大師は、この戒壇には日本国民残らず全部を登壇授戒せしめて、一挙に民族精神の作興を企図されたのですが、南都の旧套仏教家の妨害に遭って、生前にはその官許を得られませんでしたが、死後、比叡山にこの授戒は行われたのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
覿面に此の効果はあがって謡言は終熄したが、要するに今後の問題は、持久戦に漸く倦んだ士気を如何に作興するかにある。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
然しながら彼の希望は彼の精神を作興し彼を活かしたことは事實である。
— 長塚節 『商機』 青空文庫
融はいつもの癖で、さうやつてゐても、やつぱり家のことが気にかゝつたり、暮に書いた作品に対する不満があつたりして、創作興味の緊張し切つてゐるS―氏が生活と芸術とがぴつたり一つのものになつてゐるのに比べて、余りに自己分裂の多い生活の煩はしさに堪へ切れない自己を哀れまずにはゐられなかつた。
— 徳田秋聲 『折鞄』 青空文庫
そして、自分が骨を折って若い男女の冬期間だけの出稼ぎを援助し、「村民の気分を作興して」例えば娘の身売りを平気でさせる「貞操に関する観念の極めて鈍感であることを」改善しなければならぬ。
— 宮本百合子 『村からの娘』 青空文庫
国民精神作興の類が之であり、農村精神作興などがその農村対策版であったわけだ。
— 戸坂潤 『思想動員論』 青空文庫
さて以上、「思想善導」、「国民精神作興」、「国体明徴運動」は、思想統制(文化・言論・統制も之に準じる)の三つの推進段階であった。
— 戸坂潤 『思想動員論』 青空文庫
事実思想善導と云っても国民精神作興と云っても、又国体明徴運動と云っても、夫が為政者や類似為政者の仕事を指すものではあっても、一般の民衆と何か関わりのあるものだというような印象は受け取ることが出来なかっただろう。
— 戸坂潤 『思想動員論』 青空文庫
作例 · 標準
国の文化の作興には、政府の支援が不可欠だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
地域社会の活力を作興するため、様々なイベントが企画されている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
芸術文化の作興を目的とした財団が設立された。
Illusions AI · gemini-2.5-flash