顔拝
かおはい
名詞
標準
文例 · 用例
折り入ってお話しいたしたきことこれあり候まま、ちょいと、お顔拝借いたしたく、むかし馴染おわすれなされまじく候。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
」「伊東頼母」「お顔拝見しておかねば……」 頼母は、そこで編笠を脱いだ。
— 国枝史郎 『血曼陀羅紙帳武士』 青空文庫
「いい女らしいぞ」「まだ若いな」「業病じゃアないか、顔に垂れがある」「手足を見ろ、綺麗で満足だ」「お顔拝見」「担いで行け!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
……失礼ながらお顔拝見」 いって浪人は油単をかかげた。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
」「ふふん、女を連れているの」「我らは佐久より参ったもの、百姓一揆指揮するものじゃ」「応分のご寄附願いたいな」「お顔拝見」「まず女から」 一人の浪人が近寄って、織江の菅笠を取ろうとした。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫