蛹粉
さなぎこ
名詞
標準
文例 · 用例
サナギ粉をときどきまいて、六尺くらいの延べ竿にボウフラ針という針先に赤い糸のついた返しのない針を使う。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
ハヤとヤマベ釣りには、かけ餌のほかに、俗にバクダンといってまき餌をするが、これはいり糠かサナギ粉、酒の粕、それに釣り場のドロをこね合わせて、釣りの仕かけをする前に釣り場へ投げ込んでおく。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
そのうち変わったものだけで、エビ粉、サナギ粉、ムギ粉、ソバ粉、ウドン粉、青ノリ、ゴマ粉、コブ粉、ヘビの粉、味の素、砂糖、茴香末、ナフタリン、樟脳に硫安(硫酸アンモニウム)まで入れる。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
上方では釣り堀が多いので、人間の食べるうどんでなく、フナ専用の特別太いうどんができていて、サナギ粉をまぶして使っている。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
持ち込み餌とは、うどんにサナギ粉とか芋ねりとその他に決まった餌があるのを、「ボッタ」とか「赤坊」とかの生餌を用いること。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫