対空射撃
たいくうしゃげき
名詞
標準
anti-aircraft fire
文例 · 用例
「……各個に対空射撃用意ッ!
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
対空射撃その他の防空戦闘の方法は進歩しても、成層圏にも行動し速度のますます大となる飛行機に対しては、小さな目標はとにかく、大都市の如き大目標防衛のための地上よりする防禦戦闘は、制空権を失えば、ほとんど不可能に近い。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
アリゾナ型戦艦は大爆発を起し、火焔は天に沖して、灼熱した鉄片は空中高く飛散したが、須臾にして火焔消滅、これと同時に、敵は空襲と誤認して盲滅法の対空射撃を始めてゐた。
— 坂口安吾 『真珠』 青空文庫
しかし、今日ばかりは、そんな長閑な光景は見えず、貸し望遠鏡はどこかへ姿を隠し、その位置には代りあって、精巧を誇る測高器と対空射撃算定器とが、がっしりした三脚の上に支えられ、それからやや距ったところには、巨大な高射砲が金網を被り、夕暗が次第に濃くなってくる帝都の空の一角を睨んでいた。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
」 対空射撃高度が十キロを越す十|糎高射砲の陣地では、一斉に砲弾と火薬とが填められた。
— 海野十三 『空襲下の日本』 青空文庫
対空射撃に出て、二夜|徹さむとす若々と 幾百の兵|帰郷りゆく営庭にのぞみて、思ひ正しき帰郷する兵らを 送り出しやり、営門を入る。
— 折口春洋 『鵠が音』 青空文庫
作例 · 標準
その船は対空砲撃を受けた。
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パイロットは激しい対空砲撃をかわさなければならなかった。
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地上部隊は、対空砲火からの援護を提供した。
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