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新紙

しんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
先生の訃音が一度伝われば、東都の新紙は異口同音に哀悼の意を表し、一斉に先生が俳壇における偉業を讃した。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
旧紙幣が新紙幣になってからは、それが一層ひどくなった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
先日の新紙に近年蛇を薬用のため捕うる事大流行で、鯡を焼けば蛇|聚い来るとあったが虚実を知らぬ。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
これら似た話があるから、皆嘘また一つの他は嘘というように説く人もあるが、食い逃げの妙計、娼妓の手管、銀行員の遣い込みから、勲八の手柄談、何度新紙で読んでも大抵似た事ばかりで、例の多いがかえってその事実たるを証明する。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
およそ媚薬はもと医術と魔法が分立せぬ時、半ば学理半ば迷想に由りて盛んに行われたもので(今日とてもこの類の物が薬餌香飾等と混じて盛んに行わるるは、内外新紙の広告で知れる)、形状作用の相似た物は相互その力を相及ぼすてふ同感の見に基づく。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
かかる話は毎度繰り返さるるもので、数年前井上馨侯耳聾して、浄瑠璃語りの声段々昔より低くなった、今の鶏もしかりと呟いたと新紙で読んだ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
こんな東征軍を動かすほどの莫大な戦費を支弁するためからも、新政府の金札(新紙幣)が十円から一朱までの五種として発行されたのは、半蔵がこの旅に出てからのことであった。
第二部上 夜明け前 青空文庫
それかあらぬか、新紙幣の適用が仰せ出されると間もなく、半蔵は行く先の商人から諸物価のにわかな騰貴を知らされた。
第二部上 夜明け前 青空文庫