倒れ伏す
たおれふす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to fall flat
文例 · 用例
)お沢 (崩折れて、倒れ伏す。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
それが枯れ立ち、倒れ伏す、河岸、入江に、わけて寒月の光り冴えて、剃刀の刃の如くこぼるゝ時、大空は遙に蘆葦雜草の八萬坪を透通つて、洲崎の海、永代浦から、蒼波品川に連つて、皎々として凍る時よ。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
――その足許に、美女倒れ伏す――疾く既に帰り来れる趣。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
長順 (立ち上らむとする如くにして、また倒れ伏す。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
笞にはげまされて振い立つ私を見るのも、打撲に抵抗し切れなくなって倒れ伏す私を見るのも、共に私が生きて行く上に、無くてはならぬものであるのを知る。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
行き/\て倒れ伏すとも萩の原 曾良 情の極端を現してかつ萩の美をいへる処に感心せり。
— 正岡子規 『俳句の初歩』 青空文庫
首をあげて、立ちあがろうとした武蔵守の背後から敵の童が迫ってきて、その首に斬りつけ、倒れ伏す武蔵守の首を取った。
— 第九巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
お蔦 (人の倒れ伏すを見て)あッ。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一太刀浴びせられると、そのまま大地に倒れ伏して動かなくなった。
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飢えと寒さに耐えかねた旅人が、雪道に倒れ伏しているのを発見した。
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悲報を聞いた彼女は、その場に倒れ伏して激しく泣き崩れた。
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