縁起の悪い
えんぎのわるい
表現形容詞
標準
ominous
文例 · 用例
とも子 いや……縁起の悪い……沢本 全く貴様はどうかしやしないか。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
」「ええ、縁起の悪い事を言わさる。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
正月一日から地震がございまして、はなはだ縁起の悪い気持が致しましたが、果して陰謀やら兵乱やら、御ところの炎上、また大地震、落雷など、鎌倉中がひつくり返るやうな騒ぎばかりが続きました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
「縁起の悪いことお云いでないよ、面白くもない。
— 幸田露伴 『貧乏』 青空文庫
「ぢや、まあ宿屋へ行つてからのことにしよう、縁起の悪い家はいけない、」 夫は斯う云つて海岸の方へと歩き出した。
— 田中貢太郎 『あかんぼの首』 青空文庫
どうせ縁起の悪い船だ。
— 新カチカチ山 『半七捕物帳』 青空文庫
「縁起の悪い話をしますね。
— 柏木 『源氏物語』 青空文庫
二条の院の女王様から時々は逢いに出て来い、それきり来ようとしないのは私を愛していないのだろうなどとおっしゃってくださるおりもございますが、縁起の悪い姿になった私は、もう阿弥陀様以外にお逢い申したい方もございません」 などと弁の尼は言った。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
「夜に爪を切ると親の死に目に会えないと言われていて、昔の人は縁起の悪いことだと遠ざけたんだ。」
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そんな不吉な予言のような歌を、縁起の悪い場所で口ずさむのはやめてくれ。
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割れた鏡をいつまでもクローゼットに放置しておくのは、風水的にも縁起の悪いことらしい。
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