旧臘
きゅうろう
名詞副詞
標準
last December
文例 · 用例
且つ旧臘我軍攻撃に際しては諸軍救授を為さなかったから、今日は見物させて戴く事にする」と云う挨拶である。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
殊に旧臘一日から八日まで三越四階西館で催された『三越日本画大展覧会』をみて、その主催が純然たる商業資本の下に行はれ、総ての規模、計画が商業資本に依存されてゐるのをみて一そう此の問題を取り上げる理由もはつきりして来る。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
旧臘私は小山内君の自由劇場の演劇を見た、仲々上手だった、然しあれを今の劇壇に直にまた持って来る事も出来ないでしょうし、文士劇でも勿論あるまい。
— 岡本綺堂 『当今の劇壇をこのままに』 青空文庫
ことに、旧臘十二月に、主人の孫太夫は、新たにお小姓組頭に取り立てられていた。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
旧臘京都を立つ前に、藩の御用飛脚から受け取った妻の消息の文面が、頭のうちに、消しても消しても浮んでくる。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
金ぴか革1・11(夕) 実業家|馬越恭平氏は、旧臘大連へ往つたが、用事が済むと毎日のやうに骨董屋|猟りを始めた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
唐人街、新市街、どこを歩いても、見切品ばかりが眼について嫌になつちまう、人間がそも/\見切だから詮方もないが、実は旧臘以来、安物ばかり買はされてきたせいだ。
— 三八九日記 『行乞記』 青空文庫
旧臘幕府暴政之節|被戮候者祭祀迄|被仰出候由、既に死候者は被為祭、生きたる者は被戮候|而者、御政体|不相立御儀と奉存候。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
作例 · 標準
旧臘は例年より寒さが厳しかったのを覚えています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
旧臘に訪れたあの温泉街は、雪景色がひときわ美しかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
旧臘の忘年会で、同僚が新しいプロジェクトについて熱く語っていたのを思い出す。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite