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名詞
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標準
文例 · 用例
自分もいままではどうかすると、哲学とか宗教とかいって、自分をき人をいたことが、しみじみ恥ずかしくてならなくなった。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
しかもただ一歩で、すぐ捉へることができるやうに、虚偽の影法師できながら、結局あの恐ろしい狂気が棲む超人の森の中へ、読者を魔術しながら導いて行く。
萩原朔太郎 ニイチェに就いての雑感 青空文庫
ニイチェは如何にその師匠に叛逆し、昔の先生を「老いたる詐師」と罵つたところで、結局やはりショーペンハウエルの変貌した弟子にすぎない。
萩原朔太郎 ニイチェに就いての雑感 青空文庫
いやしくも五感以外の方法、たとへば考察や冥想や空想によつて神祕を感觸したと稱するものがあれば、それは詐師であるか狂人であるかの一つである。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
要するに真の詩は、「詩的の内容」が「詩的の形式」に映ったもので、この内容のない韻文は、実体なき瞞の幻影にすぎないのである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
室生犀星の名をかたつて、僕をきに來た詐師ぢやないか?
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
彼がもしそのことをいたとして、当今人々は云ふのである、「それはお前だけのことだ、お前の註文があるだけのことだ」と。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
郷里の方には大学に行つてゐることになつてゐたのが五年目にバレて、だから「親をいた者」でさへもあるのだ。
中原中也 引越し 青空文庫