相弟子
あいでし
名詞
標準
fellow students
文例 · 用例
)――この富さんとかいうのはね、多勢職人をつかった、諫鼓、いさめのつづみの……今度の棟梁で、近常さんには、弟分だけれど相弟子の、それは仕事の上手ですって。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
浄瑠璃好きの校長の相弟子という光栄に浴していた訳である。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
下寺町の広沢八助に入門し、校長の相弟子たる光栄に浴していた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
丁度ほかに相弟子のないのを見て、彼女は師匠に小声で話した。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
さらった人は、わたしをおどしつけた人は、大口三郎というおかたでござります」「どこのやっこだ」「もとは同じ溝口藩のご祐筆、うちのご主人とはお相弟子、ご先代松坂兵衛様のご門人でござります」「いま浪人か!
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
むかしの相弟子や知りびとに顔をあわせるのがさすがに辛いので、彼はこれまで京の町へは商売に出なかったが、商売はどうでも京の町にかぎると叔父からも教えられ、自分もそう覚ったので、きょうは思い切って繁華な町の方へ急いで行った。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
画家といふものは、何うかすると他所の葡萄を欲しがつたり、相弟子の女画家に惚れたりするものなのだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
その百十五 細川家に勝久の招かれたのは、相弟子勝秀が紹介したのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
例句