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渡り歩く

わたりあるく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to wander from place to place
文例 · 用例
十一月××日 南海の島から島へと渡り歩く白人行商人の中には、極く稀に(勿論、大部分は我利我利の奸譎な商人ばかりだが)次の二つの型の人間を見出すことがある。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
――「一日のうちに三つの世界を渡り歩く気がしてゐるのだよ。
牧野信一 沼辺より 青空文庫
お互いに困りゃ助け合う、旅から旅へ渡り歩く者のそれが人情さ。
小栗風葉 世間師 青空文庫
俺あ旅から旅と果なしに渡り歩く体だ、お前なんかに※わられてたまるものか。
小栗風葉 世間師 青空文庫
序だが、伯父は最初から正妻といふものを置かず、妾から妾を渡り歩くといふ放縦|遊冶の生活をつゞけてゐて、そしてその誰にも子供がなかつたので、お信さんの外にも、後嗣ぎの養子を別にして、他に二人も養女と名のつく者を持つてゐた。
加能作次郎 乳の匂ひ 青空文庫
一番奥まった大きな小屋で、木樵稼業で日本を渡り歩く四十男とその女房が、登山者の来訪にけげんなひとみを向けながら菜っ葉のつけものでお茶をすすめてくれた。
細井吉造 二つの松川 青空文庫
「歩くつて別に、渡り歩くことぢやないのよ」 さう、笑ひながら念を押して、「ほら、今まで、家にばかりゐて、あんまり世の中のことを知らないでせう。
岸田國士 双面神 青空文庫
両親を早く失ひ、兄と妹とが郷里にゐるほか、東京には身寄りといふものはなく、下宿から下宿を渡り歩く殺風景な独身生活を永く続けた揚句、旧師の家へ出入してゐた世話好きな老婦人の口きゝで、ある軍人の娘と見合ひをした。
岸田國士 菜の花は赤い 青空文庫
作例 · 標準
彼は仕事を転々としながら、日本中を渡り歩いた
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昔の旅芸人たちは、各地を渡り歩いて生計を立てていた。
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私は若い頃、バックパッカーとして世界各地を渡り歩いた経験がある。
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