本目
ほんめ
名詞
標準
type of flat knot used in nets
文例 · 用例
そして「社長にしろ学校の校長にしろ、家庭を訪問して実際面と対つてみれやあ、恐くない人ばつかりなもんだ………」と来てから第一本目の煙草に火を点けながら考へてゐた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
あいにくに二本すりそこなって三本目でやっと火がついた。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
さて、この次の三本目の触手はどこへ向かって延びるかが気になる。
— 寺田寅彦 『北氷洋の氷の割れる音』 青空文庫
ゆきさんも、その夜は、いそがしいらしく、お酒を持って来ても、すぐまた他へ行ってしまうし、ちがった女中も来ず、笠井さんは、ぐいぐいひとりで呑んで、三本目には、すでに程度を越えて酔ってしまって、部屋に備えつけの電話で、「もし、もし。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
ところが入口から三本目の若い柏の木は、ちょうど片脚をあげておどりのまねをはじめるところでしたが二人の来たのを見てまるでびっくりして、それからひどくはずかしがって、あげた片脚の膝を、間がわるそうにべろべろ嘗めながら、横目でじっと二人の通りすぎるのをみていました。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
これが二本目です、未だ一本この砂の中に埋めてあります、無くなれば又買って来ます。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
人通りのない、故道松並木の五位鷺は、人の居處から五|本目の枝に留ります、道中定り。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
……其の灯の消殘りましたのは、お前樣から、上へ五|本目と存じます。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
作例 · 標準
網の修理には、特定の種類の本目が必要だ。
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漁師は網に本目を施し、魚が逃げないようにする。
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伝統的な漁法では、様々な本目を使い分ける。
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