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馬陸

やすで異読 ヤスデ
名詞
1
標準
millipede
文例 · 用例
その狭い庭には、馬陸という虫が密生していたし、守宮も葉蔭に這っていた。
原民喜 吾亦紅 青空文庫
手に掬つて、流しの明りに見たら、馬陸と云ふ虫であつた。
芥川龍之介 槍ヶ嶽紀行 青空文庫
百足蟲及び馬陸などは此の種類の動物だが、日本産のもので發光するのは私は知らない。
神田左京 光る生物 青空文庫
」 笏はそう言って、足跡に蝟集まっているうじうじしている馬陸を指さした。
室生犀星 後の日の童子 青空文庫
――馬陸は、足跡の輪廓の湿りを縫いながら、蠢乎として或る異臭を食みながら群れていた。
室生犀星 後の日の童子 青空文庫
――そして馬陸は、靴針のように童子の足跡を辿って、幾重にも縫糸をかがって倦くことを知らなかった。
室生犀星 後の日の童子 青空文庫
と、れいの馬陸がくろぐろと門の台石のところへ群れ、湿りを食いあるいていた。
室生犀星 後の日の童子 青空文庫
そこにれいのくろぐろした馬陸が、小さい足跡を縫うように這い動いていた。
室生犀星 後の日の童子 青空文庫
作例 · 標準
庭の手入れをしていたら、湿った土の中から大きな馬陸が出てきて驚いた。
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子供が虫かごに馬陸を捕まえてきて、そのたくさんの足の動きに夢中になって観察していた。
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「昔、馬陸のことをヤスデって呼んで、友達と怖がってたのを思い出したよ。」
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