書風
しょふう
名詞
標準
style of handwriting
文例 · 用例
そんな国定教科書風な感傷のなかに、彼は彼の営むべき生活が示唆されたような気がした。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
書道に於ても、空海、道真と、次第に唐風を捨てて日本風となり、道風に至つて、上代風といふわが国独得の書風が完成された。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
おとなしい書風で、そしておおようで、すぐれた字ではないが品のあるものであった。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
美妙斎の筆蹟は定家ようの極めて美くしい書風であったが、何となく芸人披露の名弘めの散らしの板下然として気品に欠けていた。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
ここで言う芝居の草双紙とは、一種の筋書風の物である。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
これが妙なことに現はれて居ります、それは何かといふと書風の上に現はれてゐるのです。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
殊に後醍醐天皇の御書風において最もさうであります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
それについてその頃有名な青蓮院の尊圓法親王即ち持明院統の伏見院の御子で後伏見院、花園院と御兄弟で入らせられる尊圓法親王が書に關する入木抄といふ著述をして當時の書風の批評をして居りますが、その批評を拜見すると、大覺寺統即ち南朝派の書風を幾らか攻撃する樣な態度でお書きになつて居ります。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
作例 · 標準
彼の書風には、力強さと繊細さが感じられる。
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この古い写本は、独特の書風で書かれている。
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先生の書風は、見る者を惹きつける魅力がある。
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