勝ち気
かちき
形容動詞名詞
標準
determined spirit
文例 · 用例
もとより勝ち気な女の持ち前として、おとよがかれこれ言うたから省作は深田にいないと世間から言われてはならぬと、極端に力を入れてそれを気にしていた。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
江戸ッ子の女は勝ち気だと云いますから、自然子を生みかねるのでしょう」 こんなのはいずれもうがち過ぎ、又は突飛な議論であるが、参考のため紹介しておく。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
姉と違って勝ち気に生まれたお竹は、その書置を読まされて身も顫うばかりに憤った。
— 小女郎狐 『半七捕物帳』 青空文庫
袋地所で、表は狭く却って裏で間口の広い家であったから、勝ち気な母も不気味がったのは無理のない事だ。
— 宮本百合子 『犬のはじまり』 青空文庫
邸の修理をさせ、勝ち気な御息所が旧態を保たせていたとはいうものの、行き届かない所のあった家の中を、みがき出したように美しくして、壁代、屏風、几帳、帳台、昼の座席なども最も高雅な、洗練された趣味で製作させるように命じてあった。
— 夕霧二 『源氏物語』 青空文庫
質実な素朴な、心の細やかそうな、そして勝ち気らしい印象を受けた。
— 若杉鳥子 『旧師の家』 青空文庫
」 こういうことをパリで別れる際、ただ一言云った千鶴子の勝ち気のためかあるいはカソリックの仕業であろうか、とにかく今の矢代にはこれだけが分らぬことの一つだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
爾来十五年間、三人の兄妹は勝ち気な未亡人の手によって、ことし健吉くんが二十七歳、保一くんが二十四歳、きよ子嬢が二十二歳になるまで無事に育て上げられました。
— 小酒井不木 『愚人の毒』 青空文庫
作例 · 標準
「あの子、本当に勝ち気だね。ゲームでも負けず嫌いで、すぐ泣いちゃうんだから。」
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彼女の勝ち気な性格は、困難な状況でも諦めない強さにつながっている。
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昔から、勝負となると人が変わったように勝ち気になった。
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このスポーツ選手は、その勝ち気なプレーで観客を魅了し続けている。
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