言論機関
げんろんきかん
名詞
標準
organ of public opinion
文例 · 用例
すべての人々に訴えるこれらのたたかいの成果におそれて、労働組合、言論機関、芸能人ばかりでなく、教授と学生への思想抑圧、レッド・パージがおこった。
— ――旧き大学の功罪―― 『新しいアカデミアを』 青空文庫
特に言論機関の代表者に対する挙国一致要求は、重ねて警保局の通達となって現われたから、もはやただの懇請や談合ではなくて、国権的命令に他ならない。
— 戸坂潤 『思想動員論』 青空文庫
言論機関としてのジャーナリズムがつよい統制、整備のもとにおかれたのは一九四八年からだったが、その方法は、昔からみると比べものにならず技術的であった。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
『女性改造』は表紙も『改造』そっくりで、白無地に黒く「女性改造」と題字が刷られ、創刊号の巻頭言は、筆者自身の感動をあらわした文章で、婦人の解放のために、率直で正義そのものである言論機関としての同誌の発刊を告げている。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
官選社長を出し、彼ら自ら言論機関をやりたいのである。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
このことが聞えると、言論機関は一斉に立って我が軟弱外交を攻撃し、気骨ある志士は猛然とこれを論難した。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
公衆はタルドによれば、群集とは異って、空間的条件を以て結合して出来上るものではなく、言論機関――その主なものがタルドでは印刷である――を媒介として結合した処の集団であった。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
だから公衆はそうした言論機関の恩恵に直接浴している個人同志の間でしか成り立たないわけである。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
作例 · 標準
公正な報道を旨とする言論機関が、政府の圧力によって真実を捻じ曲げてはならない。
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この週刊誌は、既存の言論機関が触れたがらないタブーに切り込むことで知られている。
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地域の言論機関として、地方紙は住民の声をきめ細かく拾い上げる義務がある。
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