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名詞
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標準
文例 · 用例
それは深にゐようと、路上にゐようとおんなしである。
中原中也 よもやまの話 青空文庫
併し凝る氣で從事するものは、其の絹紙筆墨を費すや甚大甚夥なるも、畢に繋がれたる馬の一つの柱を遶り、籠められたる猿の六つのに忙しげなると同樣に、何の進境をも示さぬものである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
先生は猿蓑の   たゝらの雲のまだ赤き空     去来   一構|鞦つくるのはな      凡兆   枇杷の古葉に木芽もえたつ    史邦を引いて此不調和を取りつくろつて下すつた。
木下杢太郎 本の装釘 青空文庫
曾て七年の月日を小諸の山の上に送つたことのあるわたしが、東京への往き還りに、あの上州の山々を汽車のから望んだことも忘れがたい。
島崎藤村 伊香保土産 青空文庫
ともわたしは長年一日酔えるが如き自分の頭を疑つたが、狼の糞のあつた山や煙草車を駆つた道は、たしかにそこに蕩漾たる春のまぼろしの長酔極みなき紗の彼方に浮んでゐるのだ。
牧野信一 湖の夢 青空文庫
15くもり日の顔に映る 大空のの薔薇の花。
大手拓次 藍色の蟇 青空文庫
十七、六、二十二日 聞鐘     高青邱日暮遠鐘鳴  山宿鳥驚楓橋孤泊處  曾聽到船聲日暮れて遠寺の鐘ぞ鳴る窓近き山のねぐらの鳥すらもこころを動かせりむかし楓橋に船とめてひとり聴きにし鐘の声!
その六 ――放翁絶句十三首和訳(つけたり、雑詩七首)―― 放翁鑑賞 青空文庫
憶去年今夜  憶ふ去年の今夜、幽抱膝身  幽窓膝を抱きし身。
河上肇 閉戸閑詠 青空文庫