鳥頭
とりあたま
名詞
標準
being very forgetful
文例 · 用例
よく見ると鳥頭の紫の花もぽつぽつ交じって咲いていた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
道庵は、たぶん田螺を干して粉末にしたのと、毒草|鳥兜か鳥頭だろうと申しますが、それを打ち明けると殺されるから、家へ帰って研究すると言って、首尾よく送り還されたそうでございます」 平次の話は、ことごとに新三郎を驚かしました。
— 兵糧丸秘聞 『銭形平次捕物控』 青空文庫
使用する毒はある種の鳥頭だそうで、アイヌ熊が殺されて了う程強毒である。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
しかもそれ以外に今一つ古い形として、別に鳥頭というオシラ神があって、その根原はなお不明である。
— 野鳥雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
かごと旅人が、そこへ通りかかるのを見うけると、焚火のまわりにいた連中は、一様に首をこッちへ向けて、「ご苦労さんでござんす」「えらいこッてごす」「ご苦労さんで……」 ひとりひとりあたまを下げて、長途の山の旅をねぎらうのでありました。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
「さっき言ったばかりなのに忘れたの? 本当に鳥頭なんだから!」
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メモを取る習慣をつけないと、鳥頭のせいで大切な約束をすっぽかしてしまいそうだ。
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彼は自分を鳥頭だと自嘲しているが、仕事の段取りは意外としっかりしている。
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