ちょっとやそっと
ちょっとやそっと
副詞
標準
(with just a) small amount
文例 · 用例
何故ならば、人口は殖える一方人智は進む一方ですから、その烈しい競争場裡において、ちょっとやそっとの知識や経験手腕では、直ぐと押しのけられたり、蹴落されるのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
「なにしろ、わたしのほしいってのは、ちょっとやそっとのものじゃないからね。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
貧乏人の多い町で、よくよく金に困って、質草もなくただ利子に追われている質札ばかり増えるのを持て余している者がちょっとやそっとの数ではあるまい。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
底はウンと深かったので、ちょっとやそっと屑を抛げこんでも、一向に底が浮き上ってこなかった。
— 海野十三 『俘囚』 青空文庫
冷えがちな細い腰に、毛糸や撚などの腰捲きを、幾重にも重ねていたお増は、それまでにも時々医者に診てもらいなどしていたが、ちょっとやそっとの療治では快くなりそうもなかった。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
もしや隣家に何者かが忍び入り、床下をもぐってこの勝手元の揚げ板を下から押しあげようとしても、上には長火鉢や薬罐やチャブ台や古雑誌などが、ズッシリと載っていて、ちょっとやそっとでは持ち上らない。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
X号の電臓は、三千万ボルトの高圧電流で生命を受けたのだから、ちょっとやそっとの方法では、殺すことはできない。
— 海野十三 『超人間X号』 青空文庫
彼の疲労はちょっとやそっとでは恢復しそうもなかったのである。
— 海野十三 『地球盗難』 青空文庫
作例 · 標準
ちょっとやそっとの努力では、この目標は達成できない。
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この寒さはちょっとやそっとの防寒具ではしのげない。
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ちょっとやそっとの失敗で諦めるな。
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