ねじ上げる
ねじあげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to twist (e.g. someone's arm)
文例 · 用例
もしこの書の内容を逐次に点検して、これを現在の知識に照らして科学的批判を試み、いろいろな事実や論理の誤謬を指摘して、いい気持ちになろうとすれば、それは赤ん坊の腕をねじ上げるよりも容易であると同時にまたそれ以上におとなげないばかげた事でなければならない。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
そうして、またそういう独創的な仕事の常として「きずだらけの玉」といったようなものが多いから、アカデミックな立場から批評してそのきずだけを指摘すればこれを葬り去るのは赤子の手をねじ上げるよりも容易である。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
うしろから喉をしめるもの、両手をねじ上げるもの、足を取って引き倒そうとするもの、いかな明智小五郎とて、この死にもの狂いの大敵には、全く力をふるうすべがなかった。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
捕えて置けっ」三 侍たちが、跳びかかって、彼のきき腕をねじ上げると、「あっ、それがしに、なんのお咎めをっ」蔵人は、もがいた。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
おとなしくしておりな」 ぎゅうとさかねじにそのきき腕をねじあげると、ずばりと切りさげたような啖呵があまくだりました。
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
」 腕力に秀でた巡査は、怪漢の手を逆にねじあげると、忽ち捕縄をかけてしまった。
— 海野十三 『人間灰』 青空文庫
そして母親のする通りに錠穴から挿し込んで、逆にねじあげると、錠はかっちんと鳴って、賽銭箱から離れた。
— 室生犀星 『性に眼覚める頃』 青空文庫
襟がみをつかむ、腕をねじあげる、そして、蹴る、蹴倒す、ふみつける。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
子供は駄々をこねて、母親の腕をねじ上げた。
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強引な営業マンは、顧客の意向をねじ上げて契約を迫った。
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上司は部下の意見を無視し、自分の計画をねじ上げた。
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