証誠
しょうしょう
名詞
標準
文例 · 用例
句仏側に云わせると、たとい僧籍はなくても光養麿の本当の祖父で且つ前法主である身である以上、得度式に出席するということは当然のことであり、それに、得度式に必要な立会人である証誠は前法主でなければならないように宗規によって決っているのだから、自分は列席する義務さえあるのだ、というのである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
之に反して内局側は、たとえ前法主と雖も僧籍にないものが得度の厳儀に列席することは愛山護法のためから云って絶対に不可能であり、況して証誠のような責任を之に振りあてるなどは以ての外だ、という理窟である。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
本宮の証誠殿に参った維盛は、神殿の前に脆いた。
— 第十巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
――”(八月三日朝)○一遍上人(證誠大師)┌道後、宝厳寺 古塚や恋のさめたる柳散る 子規└内子、願成寺○城北寺町寒月や石塔のかげ松のかげ 子規黄鶴一度去不復返 (李白)白雲千載空悠々
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫