出来心
できごころ
名詞
標準
sudden impulse
文例 · 用例
ええ……それあ一時の出来心もありましょうが、ズット前からの出来心も御座いましょうよ。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
何だか機関を見られるようで、気がさすから、目立たないのが可かろう、銀流でもかけておけと、訳はありゃしねえ、出来心で遣ったんだ、相済みません。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
「ほんの出来心なんでござりやすよ、この節は、人車鉄道が敷けましたに就いて、こちとら、からッきし仕事といってござりやせん。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
「まったくの出来心で御座います。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
言うことが移り気で、その場限りの出来心に過ぎなく思えた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
実は、とその趣を陳べて、堪忍しな、出来心だ。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
出来心という言葉さえ、大袈裟であろう。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
余は理想家でも何でも無し、唯だ余り酷しく文学を事実に推しつけたがるが愛山君の癖なれば、一時の出来心にて一撃を試みたるのみ、考へて見ればつまらぬ喧嘩にあらずや。
— 北村透谷 『人生の意義』 青空文庫
作例 · 標準
出来心で、衝動買いをしてしまった。
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出来心で、見知らぬ人に親切にした。
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出来心で始めた副業が、意外にも成功した。
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ウィキペディア
『出来心』(できごころ)は古典落語の演目。別題『花色木綿』(はないろもめん)、『盗人出来心』(ぬすっとできごころ)。上方落語では『盗人出来心』の演題が用いられる(『花色木綿』も併用される)。
出典: 出来心 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0