峠越え
とうげごえ
表現名詞
標準
crossing a mountain pass
文例 · 用例
先日も由良はここから近いと聞いてなつかしくなり、峠越えに出かけてみた。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
それは長年月納屋の奥に置きすてられた廃品で、峠越えの疎開用には役立たないシロモノであった。
— 坂口安吾 『水鳥亭』 青空文庫
和田へ行く時も、このお寺の門前を馬で、大菩薩峠越えをしたものです、そのときふりかえった面影が、いまだに眼に残っておりますよ、妙にあだっぽい、そうしてキリリとしたところのある、あれでは男が迷います」「なるほど」と一句、壮士が深く沈黙した時分、雲峰寺の夜もいとど深きを覚えました。
— みちりやの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
寝覚では、宿場茶屋の端をかりて、早目な昼めしを喰べたので、事なく済んだが、やがて一峠越えて、上松のあたりへかかると、「お通さん、お通さん。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
するとあの手はだれだろう」 早打ちの男か、またサクサクとここへ雪の峠越えをしてきたものがある。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
冗談は抜きにして峠越えのない旅行は、正に餡のない饅頭である。
— 柳田国男 『峠に関する二、三の考察』 青空文庫
――やがて地蔵堂を経、金時山の北を峠越えに出ると、南へのぞむすぐ目のさきに、 竹の下 さらに三島まで一路|降り坂で、その彼方には駿河湾の冬の海が黒いといっていいほど深い碧をしている。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
冬の峠越えは雪が深く、細心の注意が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長距離サイクリングの最大の難所は、あの急な峠越えだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の旅人にとって、峠越えは命がけの大仕事だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
「峠越え」(とうげごえ)は、2014年4月2日に発売された福田こうへいの2ndシングル。
出典: 峠越え — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0