露台
ろだい
名詞
標準
balcony
文例 · 用例
露台でハヤミは僕を賞讃して、愛を誓った のだが、翌日、ホテルの僕の部屋、ノックするとYが飛込んできた。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
裏通りの四五軒目の、玄関とも、露台ともつかないような入口の作りつけられている家の前で、ウォルコフは、ひらりと身がるく馬からおりた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
そうして露台のデッキチェアーに仰向けになって植物図鑑をゆるゆる点検しながら今採って来た品種のアイデンチフィケーションに取りかかる。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
四 カラジウムを一|鉢買って来て露台のながめにしている。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
「ハイデルベルヒの学生歌」(俗名、若きハイデルベルヒ)でも窓下の学生のセレネードは別として、露台のビア・ガルテンでおおぜいの大学生の合唱があって、おなじみのエルゴ・ヴィヴァームスの歌とザラマンダ・ライベンの騒音がラインの谷を越えて向こうの丘にこだまする。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
やっぱり浅間が爆発したのだろうと思ってすぐにホテルの西側の屋上露台へ出て浅間のほうをながめたがあいにく山頂には密雲のヴェールがひっかかっていて何も見えない。
— 寺田寅彦 『小爆発二件』 青空文庫
ちょうど若い軍人たちがおおぜいで見学に来ていたが、四階屋上の露台から下を見おろしている同僚の一群を下の連中が見上げながら大声で何かからかっている。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
燕はこれを聞いてなんとも言えないここちになりまして、いっそ王子の肩で寒さにこごえて死んでしまおうかとも思いながらしおしおとして御返事もしないでいますと、だれか二人王子の像の下にある露台に腰かけてひそひそ話をしているものがあります。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
作例 · 標準
ホテルの部屋の露台からは、美しい夜景が一望できた。
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彼は毎朝、アパートの小さな露台に出てコーヒーを飲むのが習慣だ。
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露台に置いた植木鉢に、きれいな花が咲いた。
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