桃畑
ももばたけ
名詞
標準
文例 · 用例
桃畑梨畑の間をゆくと僅の田がある。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
廣い廣い桃畑があるが、樹はもうみんな葉をふるつてしまつて、果實を包んだ紙の取り殘されたのが雨にたゝけてくつついて居る。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
堤の崩れに板の段を補って、そこから桃畑に下りられるようになっている。
— 岡本かの子 『桃のある風景』 青空文庫
広い広い桃畑があるが、木はもうみんな葉をふるってしまって、果実を包んだ紙の取り残されたのが雨にたたけてくっついている。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
彼等はブレイキをしめながら、坂を降つて桃畑の多いU村にさしかゝつた。
— 牧野信一 『陽に酔つた風景』 青空文庫
守山というところの桃畑は、わたしたちの義塾の木村先生がお百姓にすすめて、桃の苗木を移し植えさせたことからはじまったと聞きます。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
桃畑の小屋の中で味わった青い桃のうまさは忘れられません。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
元來此處の地所は昨年の春までは桃畑であつた。
— 若山牧水 『家のめぐり』 青空文庫