咲きこぼれる
さきこぼれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to bloom all over
文例 · 用例
ただ一攫みなりけるが、船の中に落つると斉しく、礫打った水の輪のように舞って、花は、鶴の羽のごとく舳にまで咲きこぼれる。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
その例外が、顔にしたたる水を、両の手のひらと、咲きこぼれるような笑顔で弾きかえし、慶一のほうにやってくる。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
」 もとのままの土地ならば、この広い土地いっぱいに、春が来れば菜の花が咲きこぼれるのであろう。
— 伊藤野枝 『転機』 青空文庫
詩人が歌う緑蔭幽草白花を点ずるの時節となって、畑の境には雪の様に卯の花が咲きこぼれる。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
取次ぎに出た下女の小女を掻きわけるやうにして、内儀のお浪は、咲きこぼれるやうな美しい顏を出しました。
— 美女罪あり 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
桜が咲きこぼれる季節になると、多くの人々が花見に訪れる。
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庭のバラが咲きこぼれて、あたり一面に甘い香りが漂っている。
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彼女の笑顔は、まるで花が咲きこぼれるように輝いていた。
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