再評価
さいひょうか
名詞動詞-サ変
標準
reassessment
文例 · 用例
無着の実践は、こうした空気の中で途絶えたままとなっていた生活綴方を再評価する、大きなきっかけとなりました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
あるがままの人間の存在を先ず肯定的にとらえ、人の可能性を存分にきわめつくそうとした彼らは、精神的な拠り所として、ギリシャ、ローマ文化の再評価を試みます。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
その困難を切りひらくための具体的な第一歩として、古典の再評価、作家の教養ということが続いて云われはじめた。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
明治文学の再評価の機運があることや、不安の呼び声の裡に方向を失っている若手のスランプが刺戟となったりして、自然主義以来の老作家たちが、それぞれ手練の作品をひっさげ、数年の沈黙を破って再び出場して来たことである。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
文学と大衆との無批判性、大人の文学、文学における日本的なものの強調等は、文学の全体としての健全な発展のために自省され、再評価されるべき範囲を脱し、文学を論じつつ、その論調を文学以外の規準で律するような危険を示して来た。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
ヨーロッパよりも六七十年おくれて、民主社会にふみ出そうとしている日本では、おくれているだけに事情は複雑で、過去のモラルの形式は、急速に現実の風波にさらされ、再評価されつつある。
— 宮本百合子 『貞操について』 青空文庫
短篇小説の再評価の問題もその要求に連関するものとして、考えられると思う。
— 宮本百合子 『昭和の十四年間』 青空文庫
古典の活きた再評価のためにはこの本のほかに、今続刊されている『日本古典読本』(日本評論社・全十二巻)なども、今日における国文学の味いかた、理解しかたの点で或る生新な努力が試みられていると思う。
— ――『清少納言とその文学』(関みさを著)―― 『若い世代のための日本古典研究』 青空文庫
作例 · 標準
彼の功績は、近年になって再評価されている。
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その古い映画は、現代の視点から再評価された。
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環境問題への意識の高まりにより、自然の価値が再評価された。
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