毛茸
もうじょう
名詞
標準
hair
文例 · 用例
――歌唱詩人オスワルドは、ヴェントシン(ヒヨスの毛茸ならんと云わる)を入れたる酒を飲むと見る間に、抱琴を抱ける身体波のごとくに揺ぎはじめ、やがて、妃ゲルトルーデの膝に倒る。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
またついでに言うがよく植物学にも用うる毛茸を往々モウジと発音して教えている人が鮮くないが、これはモウジョウで茸にジの字音は無い。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
そして毛茸は毛の事に成ってはいれど元来この字に毛の意味は無い。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
茸は茸々と続けて草がゾクゾクと生えている形容詞であって、それを毛がゾクゾクと生えている貌に見立ててそこで毛茸の字が生れたわけだ。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
作例 · 標準
植物の葉には、細かい毛茸が生えているものが多い。
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この毛茸は、害虫から植物を守る役割がある。
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ルーペで観察すると、毛茸の複雑な形状がよくわかる。
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