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枸杞子

くこし
名詞
1
標準
extract of Chinese wolfberry fruit
文例 · 用例
風のない日は縁側の日向へ出て来て、紙の折り鶴をいくつとなくこしらえてみたり、秘蔵の人形の着物を縫うてやったり、曇った寒い日は床の中で「黒髪」をひくくらいになった。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
かなりフランスくさくこしらえてあるが、しかしどう見てもそれはやはりドイツの本である。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
ジェーエ、オーオ、エーエ、ケーエイッと妙に押しつけて、そして無理に西洋人らしくこしらえた声でどなるのがどういうものかあまりいい心持ちがしない。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
店をイルミネーションで飾るでもなし、英字新聞の大陸版へ広告を出すでもなし、表の構えは普通に塗った木目の板で囲い、ただ内側だけ気持よくこしらえてしとやかに客を待つといった風だ。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
」はっきり言ったのだが、眼鏡をかけた女中さんは、笑いながら、「でも、せっかくこしらえてしまったのですから、どうぞ、めしあがって下さい。
太宰治 佐渡 青空文庫
坂の右側には葛西家の新しくこしらえた土塀があり、左側には雑木を伐り開いた空地があって、それには竹垣が結ってあった。
田中貢太郎 赤い花 青空文庫
その事情を知ったものがうまくこしらえて伴れてきて、歌妓をそばへやってなれなれしくでもさすと、頸まで赧くして、汗を流してこまった。
田中貢太郎 阿宝 青空文庫
わたしの鑑定じゃあ、きっとどこかの墓場あらしをして、日本の死人の首をなんとか巧くこしらえて来るんだろうと思うんですよ。
異人の首 半七捕物帳 青空文庫