老病
ろうびょう
名詞
標準
infirmities of old age
文例 · 用例
生老病死の姿を採りながら一筋に燃えて居る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
生老病死の恐れなく、いつも生れたての赤児のように新らしくある聖なる花嫁!
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
一度彼の世界で浄められたお前達の心は再びもとの世界に降って恋にも入り愛にも入り、生老病死にも同化して現実の煩悩を内面より荘厳する時節あるを忘れてはならぬ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
大坂陣の時は老病の床に在ったが、子の重綱に対って、此戦は必ず一度和談になって、そして明年に結局を見るだろう、と外濠を埋められてから大阪が亡びるに至るだろうことを予言した片倉小十郎と共に実に伊達家の二大人物であった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
不死不朽、彼と与にあり、衰老病死、我と与にあり。
— 北村透谷 『一夕観』 青空文庫
最早某が心に懸かり候事|毫末も無之、ただただ老病にて相果て候が残念に有之、今年今月今日殊に御恩顧を蒙り候松向寺殿の十三回忌を待得候て、遅ればせに御跡を奉慕候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
ところが、その肝心の極楽へ来て見ると、如何にも苦も悲しみもない、老病生死の厄もない。
— 菊池寛 『極楽』 青空文庫
老病死の解決を叫んで王者の尊を弊履のごとくに捨てられた大聖|釈尊は、そのとき年三十と聞いたけれど、今の世は老者なお青年を夢みて、老なる問題はどこのすみにも問題になっていない。
— 伊藤左千夫 『紅黄録』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は老病には勝てないと、長年続けてきた畑仕事を引退することにした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は老病を抱えながらも、孫の成長だけを楽しみに穏やかな日々を過ごしている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
人生の終焉を前に、多くの人が老病と向き合う時間を持つことになる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro