流亡
りゅうぼう
名詞動詞-サ変
標準
wandering
文例 · 用例
第四十 風流亡国論 客の中川ここに至りて慨然と嘆息し「小山君、君も知っている通り僕は平生風流亡国論を唱えて日本人の似非風流は亡国の基と主張するが玉子の話についてもいよいよその事を想い起すね。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
ここにおいて僕の平生主張する風流亡国論が必要になって来る。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
もちろん実際には回収に際して流亡する分もあるので、それだけは補給する必要がある。
— 中谷宇吉郎 『稲の一日』 青空文庫
十勝岳も近頃まで死火山と考へられてゐた火山の一つであるが、大正十五年突然の噴火をなし、雪融けのため氾濫を起し、山麓の村落生靈を流亡せしめたことは、人々の記憶になほ新たなものがあるであらう。
— 今村明恒 『火山の話』 青空文庫
群盜の横行、諸國の飢饉、道徳の頽廢、疫病の流行、物價高、火災流亡の住宅難など、昭和の敗戰後にあらはれたものは殆どあの時代にもあらはれてゐる。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
顧みて支那の戦国時の流亡人を連想した。
— 金森徳次郎 『親は眺めて考えている』 青空文庫
それはなにか、諸君も御承知の、この渡良瀬川沿岸の千二百町歩の田畑が二年も三年も穀物が実のらず、鉱毒のために荒廃し、この土地の人民が流亡に立ち到ろうという実に容易ならぬ事態のためでございます。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
北宋は亡び、金の南宋となって、年号も建炎二年と革まったが、おたがいが流亡してからでも、考えてみろ、まだ一年と少しか経っていやしないじゃないか。
— 吉川英治 『人間山水図巻』 青空文庫
作例 · 標準
戦乱を逃れ、多くの人々が故郷を離れて流亡の旅に出た。
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彼は一族の復興を願い、長い流亡の末にようやく帰国を果たした。
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その詩には、遠い異国の地を流亡する人々の悲しみと望郷の念が綴られている。
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標準
soil erosion
作例 · 標準
森林伐採が進んだ結果、山の斜面で大規模な土壌の流亡が発生した。
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適切な土地管理を行わないと、大雨のたびに表土の流亡が進んでしまう。
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政府は、農地の流亡を防ぐため、植林事業に力を入れている。
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