稲種
いねしゅ
名詞
標準
文例 · 用例
是は稲種の「実翻れ性」とも名づくべきものと関係があり、いずれの地の農業もかつて一度はそういう方法を行ったとも考えにくい。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
一方には沖永良部島の島建国建の物語というもの、是は口碑であって岩倉君によって始めて文字に録せられたが、やはり島の元祖が天の神に教えられて、ニラが島に行って稲種を求めたということになっている。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
かりにしかりとすればトウボシは第二期の開拓の時に始めて採用せられた稲種なりと言い得る。
— 柳田國男 『大唐田または唐干田という地名』 青空文庫
かれ殺さえましし神の身に生れる物は、頭に蠶生り、二つの目に稻種生り、二つの耳に粟生り、鼻に小豆生り、陰に麥生り、尻に大豆生りき。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
頭に蠶ができ、二つの目に稻種ができ、二つの耳にアワができ、鼻にアズキができ、股の間にムギができ、尻にマメが出來ました。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫