爛漫
らんまん
形容詞-たる副詞-と
標準
in full bloom
文例 · 用例
それが天眞爛漫だからして、まるで駄々つ子が暴れ出すやうで、なんとも言ひがたく純眞である。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
お前、この爛漫と咲き乱れてゐる桜の樹の下へ、一つ一つ屍体が埋まつてゐると想像して見るがいい。
— 梶井基次郎 『桜の樹の下には』 青空文庫
おまえ、この爛漫と咲き乱れている桜の樹の下へ、一つ一つ屍体が埋まっていると想像してみるがいい。
— 梶井基次郎 『桜の樹の下には』 青空文庫
あんなに賑やかに爛漫と咲く梢の花の仕掛けは枝の中に在るのであろうか。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
爛漫と咲き溢れている花の華麗。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
ただ寂しいと云えばあまりに爛漫として美しく咲き乱れ、そして、ぴしぴし働いている。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
まあ、お許婚だから、惚れるの惚れないのという係り筋は通り越していらっしゃるんでしょうけれど」 すると娘は、俄に、ふだん私が見慣れて来た爛漫とした花に咲き戻って、朗に笑った。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
でも、やっぱり出来ないで……時々ここへ来ては未練がましく出したり取り散らしたりして見るのですけれど……」 明るみに出て、陽の光を真正面に受けると、今まで薄暗いところで見た娘の貌のくぼみやゆがみはすっかり均らされ、いつもの爛漫とした大柄の娘の眼が涙を拭いたあとだけに、尚更、冴え冴えとしてしおらしい。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
作例 · 標準
春爛漫の季節を迎え、公園の桜並木の下には多くの花見客がシートを広げて宴会を楽しんでいる。
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彼女の天真爛漫な明るい笑顔は、職場のピリピリとした重苦しい空気を一瞬で和らげてくれる。
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卒業式の日、校庭の満開の桜が彼らの門出を祝うかのように百花爛漫と咲き誇っていた。
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