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滑り込む

すべりこむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
1
標準
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文例 · 用例
「俺、今日こそ思ひ切つてお百合さんの傍に滑り込むよ、突き当つて、御免なさい、といんぎんに詫びるんだ、斯ういふ具合に。
牧野信一 明るく・暗く 青空文庫
窕子は顛倒しさうな頭を抱いて、滑り込むやうにして纔かにその傍に行つた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
散銭はお上人に当てつけたやうに、其辺をころころ転げ廻つてゐたが、いつの間にか草のなかに滑り込むで、そのまゝ姿を隠してしまつた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
が、其所に、甲の位地から、知らぬ間に乙の位置に滑り込む危険が潜んでゐた。
夏目漱石 それから 青空文庫
(おじぎをし、闇の中に滑り込む、再び影となり、もう一つの影と一緒になる。
BITS OF LIFE AND DEATH 死生に関するいくつかの断想 青空文庫
深夜になると、何台も自動車が帰って来るようで、ギイッと階下の車庫の中へ滑り込む自動車のブレーキの音がしていた。
林芙美子 泣虫小僧 青空文庫
私が帰って婆やと女中が、毛沼博士の脱いだものを始末しながら、ベチャベチャ喋っている隙に、笠神博士はそっと寝室に滑り込むことが出来る。
甲賀三郎 血液型殺人事件 青空文庫
今毀れたものらしくなく、針など赤く錆びているその時計をフリント君が手の裡に調べていると、汽車は滑り込むように、眠っているスクラントンの停車場へ止まった。
牧逸馬 夜汽車 青空文庫
作例 · 標準
泥だらけになりながらベースへ滑り込む姿に、観客席から大歓声が上がった。
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閉まりかけた電車のドアの隙間に、カバンを抱えて滑り込むようにして乗り込んだ。
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猫が猛ダッシュしてきて、こたつの布団の中に勢いよく滑り込んでいった。
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滑り込む(すべりこむ) — 幻辞.com